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ケダモノ

作·演出:赤堀雅秋

<東京公演> 2021年4月21日(木)~5月8日(日)|本多劇場 <札幌公演> 2022年5月14日(土)~15日(日)|かでるホール <大阪公演> 2020年5月20日(金)~22日(日)|サンケイホールブリーゼ

出演:大森南朋、門脇麦、荒川良々、あめくみちこ、清水優、新井郁、赤堀雅秋、田中哲司

赤堀雅秋プロデュース

ケダモノ

作·演出 赤堀雅秋

CAST

大森南朋

門脇麦

荒川良々

あめくみちこ

清水優

新井郁

赤堀雅秋

田中哲司

[ キャストの写真をクリックするとコメントがご覧いただけます。]

大森南朋 画像

大森南朋 - COMMENT -

 2021年末に、マネージャーからLINEで送られて来た「ケダモノ」の四文字が始まりで、今ある全てです(笑)。赤堀さんに会い、探りを入れたところ「南朋ちゃん、ワルモノかも……」などというつぶやきが。これまでの作品ではダメなりにイイ人役だったので、新作ではそれが覆るかも知れません。もしや自分がケダモノなのか? 赤堀さんは何かをブチ壊そうとしているのか?? 何が出て来ようと、赤堀作品への信頼は自分にとって絶対的なもの。たっぷりエネルギーが必要な芝居づくりになりそうですが、追い詰まるほどにソリッドに研ぎ澄まされていく赤堀作品の時間を、今回もしっかり味わい尽くそうと思っています。

門脇麦 画像

門脇麦 - COMMENT -

 下北沢の小劇場で『その夜の侍』など、赤堀さんの劇団作品をいくつも観ていました。人間の、目を覆いたくなるような残酷な部分を敢えて剥き出しで描くことは、絶望しているからではなく、むしろ人間を諦めないからこその創作なのではと感じ、いつかご一緒できたらな、とずっと思っていました。その夢が叶った今回。今はタイトルだけですが、赤堀さんが今の私の何を見て、どんな役と物語を書いて下さるのか期待しかありません。私が経験したことのない演劇、創作のディープ・ゾーン=謎の森で迷うことまでも楽しみたいと思っています。

荒川良々 画像

荒川良々 - COMMENT -

 コロナ禍の初期。公演がバタバタなくなって時間を持て余している頃、赤堀さんと週4で会っていました。稽古で頭に血が上ったり、怒り過ぎて心臓が痛くなった赤堀さんは、僕をクールダウンにつき合わせます。出会いが俳優同士としての共演だったから、今の、気楽に話せる関係がある。作・演出家として、あの濁った眼でダメ出しなんかされたら僕だって怖いです。今は、赤堀さんの頭には既に全部あるらしい(笑)『ケダモノ』の全貌が、早く知れたらいいなと思っています。

あめくみちこ 画像

あめくみちこ - COMMENT -

 赤堀さんに直接ご連絡をいただいた今回。詳細を伺う前に「死んでもやります!」と答え、笑われたのは私です……。人間の弱さや醜さなど、他人には見せたくない部分を突きつけながら、その泥沼の中に一粒の光、希望を見出させてくれるのが赤堀作品の魅力。だから2010年、那須佐代子さんと、かんのひとみさんの3人で立ち上げたユニット・「姦し」の作・演出も、赤堀さんにお願いしたんです。8年半ぶりの赤堀作品。追い詰められながらも、その作品世界を全身全霊で演じたいと思います。

清水優 画像

清水優 - COMMENT -

 舞台経験もほぼない頃、フルオーディション企画『東京』(08年)と、姦しの『夕立』(10年)で赤堀さんの作・演出を体験し、こてんぱんにやられました。稽古が始まれば強烈な緊張感に追い詰められ、挑戦し続けなければならない日々にドップリつかりますので、実はタイトルだけで想像を膨らませている今が、一番楽しいのかも(笑)。どんな時も絶対に手を抜かない先輩ぞろいのこの座組。そこに自分が居られることを感謝しつつ、『ケダモノ』の始まりに備えなければと腹を括るこの頃です。

新井郁 画像

新井郁 - COMMENT -

 まだ何者でもなかった学生時代。関西から遊びに来た下北沢で、初めて観た演劇が赤堀さんの作品でした。終演後「息苦しい想いをしているのは自分だけじゃない。こんな私にも居場所がある」と感じて。以来、いつか赤堀作品に出たいと想い、口にし続けた願いが今回叶いました! ケダモノ……誰が? もしかして全員? 内容は想像もできませんが、芝居に前のめりな大先輩方が揃う場に、私が居られるだけでもスゴイこと。ここでの体験全てから学び、盗み、新しい自分に出会えたらと願っています。

赤堀雅秋 画像

赤堀雅秋 - COMMENT -

 大森南朋さんと田中哲司さん。お二人は友人であると同時に、自分の作品を非常に厳しい視線でジャッジしてくれるコワくも有難い存在だと思っています。そんなお二人に加え、内容も定まらない段階から、意気に感じて参加してくださる役者の皆さんと一緒に物作りができるこのユニットは、今の自分にとってはホームというべき場所。回を重ね、三度目を迎えられることには感謝しかありません。

 作品を一つ終えるたび、いつも「次の、違う段階へ行かねば」と感じます。年齢と経験を重ね、それなりの技量はあるというささやかな自負。そんなものに安住することなく、チャレンジし続けるための衝動、その象徴がタイトルの『ケダモノ』という言葉かも知れません。人間も所詮は動物、そんなありきたりだが根源的な視点で物語を紡ぎたいと思っています。

 すべての予定調和をぶち壊したいという乱暴な気分でもあります。

田中哲司 画像

田中哲司 - COMMENT -

 赤堀作品を演じることは、自分にとってガソリン補給のようなものです。数年に一回は彼の書いたヒリヒリする台詞を身体にたっぷりと吸収して、吐き出さないと俳優としての自分が枯渇してしまう気がするんです。「そんなこと書かなくてもいいじゃない……」というほど、人が隠しておきたいようなグロテスクな心情までをも描く。胸をえぐるような赤堀作品を演じることは僕にとって大きな喜びです。今はまだタイトルしかない清々しい状況で(笑)、誰がどんなケダモノになるかもわかりません。でも、いつにも増して振り切った感があるので、少しずつ見えてくるであろう世界を楽しみに待っています。

INTRODUCTION

今日もまたこる。電車の中で無物を振り回し無係な老婆がくなった。まった職のは、誰かを殺して自分も死になりたかったと言う。居ビルにガソリンをき火を放った年の男は、天だとんだそうだ。路上で草を吸っていたサラリーマンの中をいきなり傘でき刺した若い男は、ルールはれと度もく。ビルの屋上から若いが飛びり、スーパーでマグロの身を万きした老は、しかったと涙をした。色のを見上げると、名前のらない大きなが飛んでいた。らの足が聞こえる。いよいよやってた。

MOVIE

  • 『田中哲司×荒川良々×あめくみちこ』Creative process talk <EP.1>

  • 『大森南朋×門脇麦×赤堀雅秋』Creative process talk <EP.0>

  • 大森南朋コメント映像

  • 門脇麦コメント映像

  • 荒川良々コメント映像

  • あめくみちこコメント映像

  • 清水優コメント映像

  • 新井郁コメント映像

  • 赤堀雅秋コメント映像

  • 田中哲司コメント映像

STORY

神奈川県のはずれ。
駅前の繁華街以外は寂れ、奥には山ばかりが広がる田舎町。
真夏。
リサイクルショップを経営する手島(大森南朋)は、アヤしげな自称・映画プロデューサーのマルセル小林(田中哲司)とつるむ以外、特に楽しいこともなく、日々しけた店を切り盛りしている。
従業員は態度のでかい出口(荒川良々)と、やる気ばかりで空回りの木村(清水優)の二人。
彼らの楽しみは飲みに出て、キャバクラでマイカ(門脇麦)や美由紀(新井郁)ら女の子をからかうことくらいしかない。
ある日、郵便局員の節子(あめくみちこ)から「父が死んだので家を整理し、不用品を引き取って欲しい」という依頼が。
手島たちは節子の家と蔵を物色するが、木村が蔵から意外な「もの」を見つける。
山から時折聞こえる銃声。
増え過ぎた鹿が農家の作物を荒らし、その被害が深刻化しているため、他県からも猟師を募って害獣駆除をしているのだという。
手島とマルセルの抱えた「事情」と木村がみつけた「もの」、そしてマイカの切実な望み。
退屈な日常はふとしたはずみで軋み、歪み、彼らは暴走し始めた。

NEWS

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FLYER

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TOKYO

  • 2022年421|木| - 58|日|

  • 本多劇場

    世田谷区北沢2-10-15 [google map]

    https://www.honda-geki.com

    公演についてのお知らせ及びお客様へのお願い (*4/28更新) pdf

  • 4月 21|木| 22|金| 23|土| 24|日| 25|月| 26|火| 27|水| 28|木| 29|金|
    13:00    
    18:00        
      30|土| 5/1|日| 2|月| 3|火| 4|水| 5|木| 6|金| 7|土| 8|日|
    13:00
    18:00          
    • * 開場は開演の30分前
    • * 未就学児童のご入場はお断りいたします
  • 料金
    前売・当日共
    7,800(全席指定・税込)
    U-25チケット
    3,500(全席指定・税込)
    • * 観劇時25歳以下対象
    • * 公演当日、指定席券と引換
    • * 枚数限定
    • * 一般発売(先着販売)にてローチケのみでの取り扱い
    • * ご購入は1公演1申込みにつき上限2枚まで
    • * 公演当日、開演の1時間前より劇場受付にてお引き換えをお願いいたします。
    • * お席はお選びいただけません。
    • * 開演の10分前までにお引き換えをお願いいたします。
      その際、必ず生年月日の分かる身分証明書(原則として写真付き)をお一人様一枚ずつご提示下さい。(お持ちでない方はご入場頂けない場合もございますのでご注意下さい。)
    • * お二人でご来場の場合でもお並びのお席をご用意できない可能性がございます。予めご了承下さい。
  • チケット発売日

    2022.3.1|火|

  • チケット取扱い
    ローソンチケット
    https://l-tike.com/kedamono/
    ぴあ
    https://w.pia.jp/t/kedamono/
    イープラス
    https://eplus.jp/kedamono/
  • お問い合わせ
    プラグマックス&エンタテインメント
    contact@pragmax.co.jp
    * メールでお問い合わせする際は上記のメールアドレスの@を半角に変えてお使いください。

主催:ケダモノ製作委員会

SAPPORO

  • 2022年514|土| - 15|日|

  • かでるホール

    札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル [google map]

    http://homepage.kaderu27.or.jp/

  • 5月 14|土| 15|日|
    13:00
    18:00
    • * 未就学児童のご入場はお断りいたします。
  • 料金
    前売・当日共
    8,000(全席指定・税込)
    U-30チケット
    3,500(全席指定・税込)
    要身分証明書
    * エヌチケのみでの販売となります
    * U-30の当日券はありません
  • チケット取扱い
    チケットJCB
    http://w1.t-jcb.com/kedamono/
    エヌチケ
    https://ticket.aserv.jp/nt/
    * 公演当日会場チケット受取で各種購入者負担手数料無料、チケット代だけで購入。
    ローソンチケット
    Lコード:12643
    https://l-tike.com/search/?lcd=12643
    チケットぴあ
    Pコード:510-786
    https://w.pia.jp/t/kedamono-hk/
    イープラス
    http://eplus.jp/
    市民交流プラザチケットセンター
    市民交流プラザ内2階 (10:00~19:00プラザ休館日除く)
    道新プレイガイド
    0570-00-3871(10:00-17:00日曜定休)
    http://doshin-playguide.jp/
  • 公演に関するお問い合わせ
    公益財団法人北海道文化財団
    011-272-0501(土日祝除く 9:00 - 17:30)

    チケット販売に関するお問い合わせ
    チケットインフォメーション
    011-622-9999(土日祝除く 10:30 - 17:00)

主催:公益財団法人北海道文化財団
協賛:株式会社ジェーシービー
制作協力:ダブルス

OSAKA

  • 2022年520|金| - 22|日|

  • サンケイホールブリーゼ

    大阪市北区梅田2丁目4−9 ブリーゼタワー7F [google map]

    http://www.sankeihallbreeze.com/

  • 5月 20|金| 21|土| 22|日|
    12:00
    17:00
    • * 開場は開演の45分前。
    • * 未就学児童のご入場はお断りいたします。
  • 料金
    前売・当日共
    8,500(全席指定・税込)
    U-25席
    4,500(全席指定・税込)
    * U-25席はブリーゼチケットセンターのみで販売
    * 観劇時25歳以下対象・ 当日指定席券引換・ 枚数限定・ 要身分証明書
  • チケット発売日

    2022.3.19|土| 10:00-

  • チケット取扱い
    ブリーゼチケットセンター
    http://www.sankeihallbreeze.com/
    06-6341-8888(11:00-15:00/発売初日のみ10:00-)
    *窓口での販売は3月20日|日|より、ただし残席がある場合のみ。
    チケットぴあ
    https://w.pia.jp/t/kedamono/
    (Pコード511-018)
    イープラス
    https://eplus.jp/kedamono/
    ローソンチケット
    https://l-tike.com/kedamono
    (Lコード:52138)
    楽天チケット
    http://r-t.jp/kedamono
  • お問い合わせ
    ブリーゼチケットセンター
    06-6341-8888(11:00 - 15:00)

主催:関西テレビ放送 サンケイホールブリーゼ


STAFF

  • 舞台美術:土岐研一
  • 照明:佐藤 啓
  • 音響:田上篤志
  • 衣裳:坂東智代
  • ヘアメイク:鎌田直樹
  • 演出進行:松倉良子
  • 舞台監督:南部 丈
  • 宣伝美術:榎本太郎
  • 宣伝写真:江森康之
  • 宣伝衣裳:森 保夫
  • 宣伝ヘアメイク:林 摩規子
  • 宣伝動画:原口貴光
  • WEBデザイン:斎藤 拓
  • 宣伝・パンフレット編集:大堀久美子
  • 宣伝広報:吉田プロモーション
  • 協力 鈍牛倶楽部 アパッチ ユマニテ 大人計画 阪口京子事務所 アウルム コムレイド
  • 制作協力:PRAGMAX&Entertainment
  • 制作:佐々木康志 新居朋子
  • プロデューサー:西田圭吾